ゆうべのふたりは どこかやわらかく とりとめもなく ケイトウの触り心地に甘えて すべりおちてゆく こわくはないから たっぷりと見つめあって レコードと花梨色の灯りで 遠くのあの日を忘れてしまう たとえばいずれ ひとつひとつの 形はなくなっても 思いは…
さらさらと なびくかぜ たおやかに ゆれるかみ うっとりと こゆびたて あまつさえ うたうきみ やみのなか なみのなか はうように ぬうように てんとちも さかさまの みにくさで うたうきみ せいれつな みずうみの まんなかで いきをする ぴんとはる くうきだ…
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